保冷ダンボールとは・・・
- 1.冷凍品やクール便等の冷凍輸送に特化したダンボールケースです。
- 段ボール箱の内側に特殊な樹脂をコーティングする事により通常の段ボールより箱内部の冷気を長時間保持します。また、温度変化による結露が発生した場合でも、箱の強度劣化をある程度防ぐことが可能です。
- 2.用途に合わせて様々な表面素材との合紙が可能。
- 合紙と組み合わせることにより強度も増し、輸送時や積み下ろし等の衝撃から商品を守ります。
- 3.冷凍食品、クール便の配送等により適したダンボールケースです。
- クール便の配送用ダンボールや通い箱(通函)として、様々な用途にお使い頂けます。
例)アイスクリーム等の冷凍冷蔵品、冷凍食品・魚介類・畜産・酒類など冷蔵の保冷品
- 4.環境にも優しいダンボールです。
- 一般ダンボールと同様にリサイクル可能です。
- 5.1.5倍の保冷効果
- 保冷ダンボールは一般ダンボールに比べ、約1.5倍の保冷効果を有しています。(左グラフ)
今回の試験では、保冷剤を使用しておりませんが、使用する事により更に保冷効果がアップします。
冷凍食品等クール便の配送にはより適したダンボールです。
また、従来の鮮度保持ダンボールと同様にアルミ蒸着フィルムなどのラミネート加工をしていない為、一般ダンボールと同様にリサイクル可能な地球環境にやさしいダンボールです。
- 試験条件
- ポリエチレン瓶に水(500ml)を入れ、-30℃で凍らせたものをそれぞれの箱内に1本入れ、氷の経時的温度上昇を測定。
外気条件:温度30℃ / 湿度:80%
使用例
こんな場合に使うと効果絶大!
- 例1 クール便の発送・輸送に最適な配送用ダンボール
- 冷凍品の保冷輸送には発泡スチロールケースを利用する場合が多いと思います。しかし、発泡スチロールは断熱効果が高いため中の冷気は逃げにくい分、逆に外からの冷気も遮断してしまいます。クール便の室内では箱の外から冷気を取り込めずそれ以上の保冷効果は見込めません。
一方保冷ダンボールは、発泡スチロールと比較すると断熱性は高くありません。
しかしクール便を利用した場合では、保冷ダンボールの外側からもクール便室内の冷気を取り込み易いので、長時間低い温度を保ち続けることができます。
発泡スチロールケースよりも保冷効果があり、クール便の配送等に最適なダンボールケースになっております。
- 例2 冷凍食品・畜産加工品・酒類等にもお使いいただけます
- アイスクリーム等の冷凍冷蔵品の発送から、魚介類などの水産加工品・畜産加工品・酒類など冷蔵の輸送・配送まで、様々な用途にお使い頂けます。
クール便と併用してご使用いただくと、保冷効果がさらに持続します。
美しく精度の高いオフセット印刷が可能で、ギフトボックス・ギフト用ケースも注文に応じ製作いたします。